つづいては、きざみ工程です。
皆さんが知っている板海苔。
この形にする為に、生海苔を刻む工程(通称ミンチ工程)が必要になります。
イメージとしては、紙漉き和紙をイメージすると分かりやすいです。
摘んできた生海苔を均一な厚さに整える為、生海苔の状態を見ながら、細かくしますが これも熟練の技があります。どのくらいの大きさにするか? この工程で出来上がりの板海苔に大きな影響を与えます。
さて、そのきざむ機械がこれです。
異物除去された生海苔がこの機械を通る際、任意のサイズのミンチ状になり出てきます。
イメージとしては
挽肉を作る感じですね。ただ、海苔には勢いがあります。
ブワッーーーっと
出てきます!! 代々受け継がれた経験をもとに、海苔の葉質や柔らかさなどを見ながらミンチ刃のサイズを使い分けます。匠の技はここでも光ります。
さぁ遂に乾燥工程へ!!
佐賀海苔 太詫間支所より